双子の母、そして保育士です!
いつも思うこと、それは・・・「子どもが主役!」ということです。
カンタンなようですが、これがなかなか難しい・・・。
まず母の立場から。
産まれた時からずーっと愛情をこめて育ててきた我が子。
自分のことなど後回しにして、目をかけて手をかけて育ててきました。
大きく立派に育っていく姿を見るのは本当にうれしい。
ところがです!
成長していくと、子どもは母のそばからどんどん離れていくんです。
一日中一緒に過ごしていたのに、保育園や幼稚園に通いだします。
母は心配でたまらない、寂しくてたまらないのに、
子どもはあっという間に母のいない世界で友達をつくり、新しい体験をしてきます。
子どもの話を聞く時は、うれしい反面、母の知らない世界を感じ、悲しく思うことも多いです。
そしてさらに成長していくと、話をしてくれることも少なくなります!
子どもがどこにいて、何をして、誰と遊んで、どう過ごしているのか、まったくわからないんです。
ムリに聞こうとすれば機嫌が悪くなり、部屋に閉じこもってしまいます。
これが母にとって最難関の子育てのテストです!
子どもが今まで通り母にべったりでいることを期待するのか?
それとも、自立して育っていく子どもを陰から応援するのか?
答えはわかっているんです。
「子どもが主役」
立派に自立できる子どもを育てるために、ずっとがんばってきたんです。
だからこそ、わかっていてもできない、つらいんです・・・。
子どもを自分のものと思わない。
だんだんと陰から応援できる立場に変わっていかないといけない。
そう自分に言い聞かせながら、子育てをしています。
次に保育士の立場から。
「子どもが主役」
本当に、絶対にそうだって、わかっていることなんです。
でも保育士も人間です。
時間がない、人手が足りない、今日はやることがいっぱいある・・・。
理由や言い訳はいくらでも出てきます。
そんな時に、「子どもが主役」「子どもの『今』を大切に」と思えるか。
自分の弱い心との戦いです!