私は小学1年の息子と幼稚園年中の娘がいます。
息子と同じクラスだった女の子のお母さんは「娘は学校から帰ってきてから宿題をやるのにとても時間がかかるの。どうすればいいかな?息子さんはどう?」と聞かれたことがあります。
息子は学校から帰ってきたらおやつを食べてすぐ宿題をすることを伝えると「いいなぁ。偉いんだね!」と褒めていました。
でも私たち親子からすると当たり前の事なので他の宿題をやらない子が不思議でなりません。
息子が宿題をしっかりやり、勉強をするようになったのには親の先導があったからだと思います。
息子は元々発達障害のグレーかな?という感じです。
お片付けができない、兄妹での順番を守らない、すぐ持ち物をなくす、すぐ転ぶ、ぶつかるなどがあります。
今も運動障害があるので療育に通っています。
男の子なのに運動ができないのは可哀想、だったらせめて頭だけはよくなってほしいと3歳頃から本屋さんで売っている「ひらがな」「数字」「ちえ」などの本を買い漁り、毎日数ページをやらせていました。
3歳のころは間違えていても親はイライラせず、まずお勉強をやったことに褒めました。
そして、勉強の本を1冊全部終えたらご褒美で、お菓子をあげたりしていました。
5歳の年長さんになってくると、幼稚園でもひらがなの勉強が始まるのでそれに合わせて、幼稚園から帰ってきたら勉強の本をやらせました。
本人ももちろん嫌がる日もありました。
やる気がでなくてダラダラしていたりもしましたが、私は毎日勉強の本を出して(決してお勉強しよう?と言ったりしませんでした。雰囲気でお勉強をした方がいいのかな?と感じさせます。)息子が間違えた箇所を分析していたりすると、本人も気になって親のところによってきます。
本人の口から「やりたい。」と言わせるように5歳から私は「お勉強は?」と言わない様にしました。
ある日から母親が毎日言っていた「お勉強は?」を言わなくなったけど、勉強の本は開いているので本人も毎日「しなければいけないんだな。」と理解するようになりました。
こうして小学校に行ってから毎日やる宿題の「練習」を年長さんのうちからコツコツとやってきました。
そして小学校に行き始めたら毎日親がランドセルをチェックして、何も言わずにその日の宿題を出すと本人もおやつを食べた後に宿題をやるようになりました。
当たり前のことですが、これを毎日ルーティーンとして決して崩さずにやってきたので本人も家から帰ってきておやつを食べたら宿題をしないとダメになったようです。
あと、幼稚園の頃からお勉強をやったら、その後は何をしてもいいし自由なんだよとずっと言って実践をしていたのも大きかったと思います。
学校から帰ってきて嫌な宿題や勉強を終わらせたあとの楽さ、自由を本人が「嬉しい」と感じるようになったのでこれからは一人で宿題をできると思います。
ここで重要なのは息子にこのルーティーンを身につけさせたということです。
息子が自分で宿題をできるようになれば、妹も兄の真似をします。
特に負けず嫌いな妹は兄が宿題や勉強をしているときにマネして「お勉強ごっこ」をするようになるので息子の時のように、そこまで厳しく勉強を身につけさせなくても自然とできるようになります。
なのでまずは、親が根気よくコツコツと勉強をする習慣を身につけさせることだと思います。
親が放置していたら、小学生のうちはまず勉強はしません。
小学生のうちにどれだけ宿題や勉強をできるようにしておくかだと思います。